未来はいまの積み重ね

二児の父親あびパパが子どもに生きる力を伝えるブログ。

イエナプラン教育に学ぶ子どもと仕事について話すべきたった2つの理由


どーも、あびパパです。

オランダにはイエナプランといわれる教育方法があります。

ユニセフが調査した幸福度ランキングで1位にオランダが選ばれたこともあって日本のメディアでも注目を浴びている教育方法です。

この記事では、イエナプラン教育に学ぶ子どもと仕事について話すべきたった2つの理由をご紹介していきたいと思います。

好きなことを仕事に!オランダと日本の親子はここが違った!


イエナプランとはまとめるとこんな教育方法です。

◎オランダでは4歳から12歳までの8年間、初等教育を受ける。

◎3学年にわたる子どもたちが、『ファミリーグループ』という学級に属す。

◎4歳から6歳のグループ、7歳から9歳のグループ、10歳から12歳のグループでひとつの学級になる。

◎異年齢教育により、『教わる』⇄『教える』の関係が築け、両方の立場を経験できる。

◎時間割はなく、『対話⇨学習⇨遊び⇨催し』というサイクルを繰り返し、これらすべてが学ぶことの大切さと考えられている。

◎自習の時間も多く、自分の好きなこと、得意なことに取り組むことができる。

◎生徒がサークル状に集まり、テーマに沿って話し合う機会を多く採用している。これにより、意見を言う、議論する、多様な考え方を知るなどの経験を積んでいく。

◎宿題はなし!

ざっとイエナプランについてまとめましたが、初等教育の一番上の学級になると、先生と親、子どもによる3者面談が行われ、将来やりたい仕事について話し合うそうです。

そもそも、イエナプランでは子どもの自主性を育むというところに重きをおいていて、好きなこと、得意なことを伸ばせる環境にあります。

これにより、『自分は何者か』がわかるとのこと。

『自分が何者か』とは、自分は何が好きで何が得意なのか、逆に何が苦手なのかなどを知っていること。

それにより、3者面談のときには自分の好きなことや得意なことを仕事に活かせるように話し合っていきます。

また、

普段の生活の中でも親子で仕事について話し合うことが普通のことなんだそうです。

日本だと幼児のころは親が『将来なにになりたい?』なんて子どもに声をかけ、『ケーキ屋さん!』なんて答える微笑ましい光景は目にしますが、小学生のときに将来の仕事について具体的に話し合うのは少ないのかなと感じました。

将来の仕事について親子で話していますか?


本の学校の場合、小・中学生のときに仕事について先生や親子で真剣に話し合うなんてのはほとんどないのかなと思います。

いわゆる上の学校へ行くための話ばかりが目につくような気がしています。

例えば、中学生のときは、高校受験のことばかり。高校生のときは大学進学、専門学校、就職なのかの選択。

高校1・2年生くらいから仕事の話題がご家庭で出ればまだよいほうで、最悪、大学進学したはいいものの将来何をしたらよいのかわからないという始末。

日本のよくあるパターンが以下の通りかなと感じています。

❶子ども自身、高校生のときに将来何をしたらよいかわからないから、とりあえず大学に進学すると表明。

❷親も勉強や部活のこと以外、そこまで真剣に考えてなかったため、とりあえず大学くらい出とけと進める。

❸薬剤師などの理系や専門職に繋がる大学は、学力的に無理だし、多くの学生が文系の大学に進学する。

❹公務員試験に合格するだけの知識・教養・面談でのコミュニケーション能力があればよかったが、多くの学生は一般企業への就職活動を始める。

❺子ども自身が20歳前後で初めて仕事に対する現実を知ることになる。
◎募集を見る限り、営業職ばっかり!笑
◎年収はよさそうだけどキツそうな仕事だな
◎これなら勤まりそうだけど年収低いよな〜

❻最終的にはやりたい仕事かどうかなんて考えている場合ではなく、入れる企業に入るというパターン

❼やりたい仕事ではなかったこと、上司と合わないなど何かしらの理由で入社3年未満での離職率が3割に上るのが現状。

大げさに書いたわけではなく、現実的にこういう学生が多いのではないかと思います。

好きなことで稼げるほど世の中は甘くない?オランダの親子はこんなやり取りをしていた!


子どもが小さいときから、仕事について真剣に話し合うことが大切なのは理解できるけど、好きなことで飯を食えるほど世の中は甘くはないんじゃないの?と思われますよね。

あるオランダの親子ではこんなやり取りをして、子どもの可能性を広げていました。

10歳のオレ君の将来の夢は世界で活躍するDJになること。

自分の部屋には本格的なDJの機材もあるほど、その魅力にのめり込んでいる様子。

しかし、お父さんとお母さんは本当に将来DJで食べていけるのか心配しています。

そこで、親子の間でこんな会話をしていました。

本当にDJの仕事に就きたいの?

オレ君

僕は本気で世界で活躍するDJになりたいんだ。

君の夢を応援したい気持ちはある。でも、親としては本当にDJでご飯が食べていけるのか心配なんだ。世界で活躍するDJになるためには、あと何が必要かな?

オレ君

ん〜、外国語かな、、、

それじゃ、外国語がしっかり勉強できるところに進学しないとね

オレ君

うん、わかった!

会話のポイントは親が本音を話しつつも、決して子どもの夢を否定しないこと。

そして、世界で活躍するDJになるためには、語学力も必要だとオレ君に気づかせることができたこと。

これにより、

親としてはもし将来DJで収入に結びつけることができなくても、学生のうちに語学力を身につけていれば、他の道で食べていける可能性を広げることができたことになります。

このようにして、オランダの親子は将来の仕事について真剣に対話をしています。

すべては我が子が将来、自立した大人になるためなんですよね。

まとめ


いかがでしたか?

国は違えど、我が子を思う気持ちはみな同じだと思います。

しかし、日本の親子の場合、よくも悪くも友達親子、また進学のための勉強に一生懸命になり過ぎて、肝心なやりたい仕事・好きな仕事のことを真剣に子どものころから考える習慣がないように思えます。

POINT

◉子どもが好きなことを仕事にできたらこんな幸せなことはない。

◉自立した大人になるためにも、子どものころから仕事について親子で話し合うことが大切。

人生は一度きり。
過ぎた時間は戻りません。
子どもにはぜひ好きな仕事を見つけてもらいたいですよね。