未来はいまの積み重ね

二児の父親あびパパが「子供をメシが食える大人に育てる」ブログ

イエナプラン教育が子育てのヒントになる5つの理由


どーも、あびパパです。

みなさんは『イエナプラン教育』というのを聞いたことございますか?

ユニセフの調査で子どもの幸福度ランキング1位に選ばれたオランダ。

そのオランダで行われている教育方法のひとつがイエナプランと呼ばれるものです。

わたしは日本の学校もこんな教育だったらな〜と憧れています。

わたしに日本の教育システムを変えることは難しいことですが、子育てのヒントには活かせると思い可能なところは実践しているところです。

ぜひ読者のみなさまも参考にしてみてはいかがでしょうか?

日本の教育と何が違うの?オランダの教育制度が自由すぎる(笑)


まずイエナプランのご紹介の前に、オランダの教育制度について。

日本とは比較にならないくらい自由なんです(笑)

オランダの教育はまず入学試験がありません。学費も無料で、授業の開始や終わりをつげるチャイムもありません。

そして、時間割は自由、宿題もないとのこと(笑)

そもそも、

日本の公教育と大きく違うところは、いくつかの条件はありますが自由に学校を設立できるところなんですね。

ですので、オランダには100の学校があれば、100の違う教育があると言われています。

いい意味で競争が生まれ、よりよい学校運営が行われているんですね。

例えば、異なる年齢の子どもたちをひとつのグループにして指導する学校があったり、イスラム文化を中心にしている学校などさまざまなんです。

日本のように先生が教壇の前に立って一斉授業をする時間はかなり稀なようです。

また、私立学校の場合、その親と子どもにとって結果的に合わなかったときは、入学後も転校や違う学年に移ることもできるとのこと。

ちなみに親御さんは住んでいるところに関係なく、自由に学校を選べることになっています。

選択肢があるのはいいですよね。

オランダも一昔前までは日本と同じように一斉授業を行っていたようですが、先生から生徒への一方通行の教え方になったり、生徒が自ら考える力が育たないなどの理由で廃止した経緯があります。

ドイツ生まれオランダ育ちのイエナプランとはどんな教育方法?


さて、イエナプランという教育方法が気になってきますよね。

イエナプラン教育では、3学年にわたる子どもたちが、『ファミリーグループ』という学級に属します。

オランダでは4歳から12歳までの8年間、初等教育を受けるわけですが、4歳から6歳のグループ、7歳から9歳のグループ、10歳から12歳のグループでひとつの学級になります。

つまり、

年の違う子ども同士でひとつのグループを作っているんですね。

これにより、

子どもたちが、『教わる』⇄『教える』の関係を築くことができます。

そして、先生はというと前途したとおり前に立って授業することなく、ひとつひとつのグループをまわって問いかけたりするので、このあたりも日本とは違う特徴になります。

イエナプランでは、『対話⇨学習⇨遊び⇨催し』というサイクルを繰り返します。

これらすべてが学ぶことの大切さと考えているようです。

遊びや企画も重要な学びのひとつと捉えられているところもよいですよね。

日本だと、『遊んでないで早く勉強しなさい!』なんて雷声が聞こえてきそうですが(笑)

また、子どもが多くの時間を過ごす場所として、リビングルームという環境があります。

必ずサークル状の話場が用意され全員で協議することを機能面から手助けしています。

子どものころから議論する機会が多いことで、積極性や多様な考え方を学べることができます。

その他、理科や社会などの教科の区別はなく、自分たちがあげた問いを整理して、それに対する答え探しの手順を話し合い、計画して学習をすすめます。

時間割がないっていうのが面白いですよね。例えば、理科の授業なんていったらわたしは苦手意識がありました。

『あー次は理科の授業かー』みたいな(笑)

しかし、イエナプランの場合、話し合いや議論の中で理科の要素があったり、社会の要素があったりという感じなので本当に勉強っていう感覚ではないのかもしれません。

日本の詰め込み型教育とはまったく違うところです。

オランダではいじめや偏見に対する授業まで行われていた!

繰り返すようですが、オランダでは生徒がサークル状に集まって話し合う学びの場が多く設けられています。

この中で、いじめや偏見などの話し合いもするそうです。

オランダは移民も多く受け入れている国ですから、特に重要視しているのかもしれませんが、日本もいじめの問題は後をたたないだけにぜひ参考にしたいところです。

このいじめの話し合いでは先生も介入します。

Aくんがツバを吐いた設定でロールプレイが始まりました。

Bさん

なんでツバを吐くの?

Aくん

お前が謝らないからだ!

Bさん

あんたがツバを吐くのは許せないわ!

Aくん

やるか!

Bさん

やってやるわよ!

ここで、先生に促され、Cくんが登場、、、

Cくん

ケンカはやめなよ。

Bさん

やめないよ。

Cくん

やめないのか?落ち着いて。

Aくん

俺とやるか!?

Cくん

まあ落ち着いて。

これは実際、学校で起きえうるトラブルをやってみる授業。

子どもたち同士で解決する力を身につけるための授業なんだそうです。

ここから、先生の出番です。

Cくんは"落ち着いて"と繰り返しました。

でも、もし本当に2人が怒っていたらどうすればいい?

『誰かを呼んでくる』という方法もありますね。

ここから特に力を入れているイジメに対する授業が始まりました。

先生がみんなに問いかけます。

誰かクラスでイジメを受けたことがある人はいる?

一人の少女が手を挙げました。

私は"見た目"ですごくイジメられたことがあります。

すると、先生から生徒へ。

その人の努力では変えられないことをからかう、、、それは"差別"です。

彼女は見た目でイジメられた。

私たちはそれぞれ違う存在です。

違うからといって劣っているわけではない。

みんな違う、、、それだけのことです。

では、イジメられている人は何をすればいいんでしょう?

一人の少年が答えます。

イジメをやめて!と頼む。

いい答えね。

まわりで見ている人はイジメに関わっていると思う?

思います。

別の少年が答えます。

先生

なぜ?

少年

イジメを止めることもできるのに、イジメっ子と一緒になってからかうから。

しかもイジメをエスカレートさせる。
もっとやれ!殴れ!自分は距離を置いて安全な立場からはやし立てる。

そんな事をしているまわりの子はだんだん何になりますか?

加害者かな。

そう。気をつけないとまわりの人も加害者になるんです。

ちなみに、先ほどの"見た目"でイジメられたことがあると答えた少女はアフガニスタンからの移民の子です。

オランダ語にも自信がなかったことに気づいた先生が、下の年齢の子のお世話係をお願いし、絵本の読み聞かせなどをするようになりました。

そうすることで、オランダ語にも自信がついてきたようです。

先生と子どもたちが一緒になってイジメについて真剣に対話する。

日本の教育ではすっぽり抜け落ちた部分であると痛感しました。

宿題や習い事が当たり前の日本の子どもについてどう思う?


日本のテレビ局がオランダ教育の取材に行ったときの話。

オランダの子どもたちに対して、

『日本の子どもたちは学校で5〜6時間授業を受けたあと、宿題や習い事に行くのが当たり前なんですけどどう思いますか?』

という質問をしました。

それに対するオランダの子どもたちの反応はというと、

『えーーー!信じられない!いつ遊ぶの?遊ぶことから学ぶことも大切なのにー!』

や、

『毎日、宿題ばかりしてリラックスする時間がないなんてよくないわ。』

なんて話も出ていました(汗)

さらには、、、

『学校で学ぶのは自分のため。ぜんぶ自分のため。誰が誰より点数が高いとか気にしなきゃいけないのはおかしいわ。』

などしっかりとした意見が返ってきました。

なんだか親のわたしたちの胸に刺さる言葉であり、あらためて大切なことの意味を考えさせられました。

ちなみに、ユニセフの調査で日本の子どもの3人に1人が"孤独を感じている"という結果報告がありました。

理由は『家族で過ごす時間が少ないため』ということで、根本から親のわたしたちが考え直さなければならないと感じました。

まとめ


いかがでしたか?

オランダの教育現場では当たり前のように行われているイエナプラン。

日本の公教育とは大きく違いますね。

イエナプラン教育のメリット

POINT

◉異年齢教育により、『教わる』⇄『教える』の関係が築け、両方の立場を経験することで自然と他人の立場を考えるようになる。

◉時間割はなく、『対話⇨学習⇨遊び⇨催し』というサイクルを繰り返し、これらすべてが学ぶことの大切さと考えられている。

◉常に子どもの自発性を考慮しているため、自主性やコミュニケーション能力が育つ。

◉自習の時間も多く、自分の好きなこと、得意なことに取り組むことができる。

◉生徒がサークル状に集まり、テーマに沿って話し合う機会を多く採用している。これにより、意見を言う、議論する、多様な考え方を知るなどの経験を積むことができる。

あびパパはなるべく家庭において、子どもに問いかけたり、子どもが自ら発言する、また子どもに考えさせるということを意識して取り組んでいるところです。

親も試行錯誤の連続。

トライ&エラーを繰り返しながら、子どもの成長を見守っていきたいですね。